真っ赤な苺を
父が持ってきてくれた
畑で育った苺だ
母が育て収穫した
わたしが水道で
ちゃぷちゃぷ じゃっじゃっと
洗った
じくを
はさみで切って
綺麗にしてあげた
苺は
ピカピカの真っ赤か苺になった

教えてあげよう
露地苺はこうやって食べるんだあ
白い器に盛って
牛乳をかけて
お砂糖も少しかける
スプーンでつぶしながら
みんなで おいしい おいしいといって
おおきなくちをあけてたべるんだあ

苺は
器に盛ると
イチゴになって
口に入ると
ミルクイチゴになるんだあ

ミルクイチゴは
スペシャルイチゴ
父と母の篤いハートのイチゴだなあ
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目を閉じて

どしゃ降りの雨が、降り始めた。
強い風も吹いている。
雨が打ちつける音を聞くのは、好きだ。
風の音を聞くのも好きだ。
目を閉じて、
耳を澄ます。
地球のエネルギーだよ。
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 ありがとう

生けるものを
満たしてくれて はぐくむ 琵琶湖に
ありがとう ありがとう ありがとう

さざなみ 輝いて
かなしみ 呑み込んでくれる 琵琶湖に
ありがとう ありがとう ありがとう

真冬のモノクロの
世界をひろげる 琵琶湖に
ありがとう ありがとう ありがとう

渡り鳥
波乗りするの 琵琶湖で
ありがとう ありがとう ありがとう

空を映し
心映す 琵琶湖に
すなおに 思いぶつける
ありがとう ありがとう ありがとう

夕刻
沈む太陽 輝く琵琶湖に
豊かに たたずめることを
ありがとう ありがとう ありがとう

生きる力を きょうも
ありがとう ありがとう ありがとう

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足つぼマッサージ

缶けりをした足
潮干狩りをした足
山登りをした足
リレーをした足

このあしをぬっと出す
疲れたの、マッサージしてと出す。


長靴をはいた足
下駄を履いた足
サンダルを履いた足

このあしをすっと出す
眠れないの、マッサージしてとたのむ。

人にはなかなか見せられない足なのに
マッサージ師にかかれば
足は、なるがままになって
くねくねになって、くれる。


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葡萄のたね

レッドグローブという葡萄を、皮ごとむしゃむしゃ、がしがし
ほおばりながら、
のどかな田園風景を楽しんでいたら、種をとばしたくなった。
私の部屋からは、東の空が良く見える。

病気になってから、遠くに自由に出歩くことは大変になった。

どこにも行きたくなくなってしまった。
このまま、閉じこもってしまうのだろうかと・・・。

時をへて。
空は神様が作られた、
さあ空を見上げてと思うようになった。
風をうけると、元気がわいた。
風の音は、ドレミの和音だってね。・・・聞いたことある?


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雨の音を聞いていたら
明日という日になってしまっていた
雨の音は優しい音だった
ずっと聞いていたい いい音だった


一人ぼっちな自分が好き 好き 好き 好き
好きでたまらない
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母の日

なでしこの 花束
写真集 うめめ
もみじ饅頭のキーホルダー

いろんな人からもらいました

ありがとう

ありがとう ありがとう

きょうは 母の日でした

遠慮なくいただきました

クリスマスプレゼントより嬉しいです

あしたも 母ちゃんをします
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きょう みつけたもの

電車の車窓から

れんげの田んぼ
麦の田んぼ
畑のたまねぎの列
淡い緑の稲田


川に 白鷺
みずうみ



そして最後に
我が家の庭から
一番星
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嵐の残骸

雨雲が散り散りに
散らばりながら流れていく
昨日の嵐の残骸は青空の下を
風に流されてゆくだけ


鬱々として
わたしの前には 石ころだらけの 雑草がぼうぼうの 広い空き地
道は見つからない
石ころだらけの 雑草はぼうぼうの 広い空き地
道を見つけられない

流れてゆく
嵐の残骸は
行き先があるのか
地球を回ってめぐっているだけか
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月の光の下

あした またおしえて
真夜中の淡い光はやさしいなあ
あした また会おう優しい月光の下で
お話しよう

君と星の話をすると
幸せになれる
まだ私の知らない
あの星のことおしえて
忘れんといてね

きっとやで
あしたの夜

月の光につつまれて
きみの話しに惚れてしまったら
しあわせや
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喪失

一つ失った
もう一つ失った
全部失った
笑うことを失って
そのあげくに
泣くことも忘れてしまった

一番大切なものって  なに  なに


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うしがえる

誰かトロンボーンの
練習しているみたいだよ
君たちの名前は
もしかして・・・
うしがえる  というのかしら
堂々としている
もしかして・・・
この池の主

君たちの大きな白いおなかと
そこから出てくる低音は
わたしを、いにしえの吹奏楽部の放課後へいざなってくれた
いつまでも聴いていたいと思った
飛び込みの音バシャンに笑ってしまった
それは、シンバルのつもりなのかなあ
楽しかったのよ
愉快だったのよ

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真夜中に

真夜中がなければ
生きていけない
一人涙する夜
徹夜する夜
孤独をあじわう深夜
濃厚な時間
自分と向き合う眠らない夜

真夜中が充実しなければ
あすにむかって、生きていけない

真夜中が幾度と
めぐってくることを
感謝しよう
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うれしいだろう

春うららです
もくもくと働く人がいた

田植えが てきぱきと 
おこなわれている
遠くから
真剣そのものを感じた

しずかだ  
しずかさに すいこまれていく

気がついたら
蛙が
げろげろ げろげろ
げろげろ げろげろ
鳴いている   うれしいだろう

泥水をすって
苗は
みるみるしゃきんとして
初々しい

水面は輝く
空はよりうつくしい
景色はよりうつくしい

白鷺もやってきた
君もみていたのか  うれしいだろう

わたしも うれしい

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