ほたるの光がたよりなく消えて
黒トンボが切なくて
生きることは厳しくて
厚い雨雲の上で太陽がぎらぎらしていて
もうすぐ
夏がきます
太陽をひとつ描いて
もう一つ描いて
もう一つ描いて
二つ描いて三つ描いて
いっぱい いっぱい 描いて
みよう
梅雨空はいつまで続く
描いた自画像は
どれもこれも
髪がふんわりしています
どれもこれも
眼鏡をかけています
あごの形も綺麗です ほっ ほっ
ふしぎですね
自画像って
みんな
同じ顔をしていますよ ほっ ほっ
これもあれも
どの顔も
きゅっと口もとを結んでいます
お姉ちゃん
きょうの弁当 重い
栗と金時豆の入ったおこわ
ちりめんじゃこのたくさん入った たまご焼き
玉子四個も使ったんだよ
ぶ厚いたまご焼きだよ
さつまいものバター焼き
ぶ厚く 甘い さつまいも
シュウマイ
恥ずかしそうに
お姉ちゃんに
きょうの弁当 重いっていっている
お昼いそがしくて 弁当少し残ったんだよといって
夕飯に
カレーライスといっしょに
弁当食べながら
この弁当 きょうは重いと
ほほえみながら
ほらと
たまご焼き高々とあげている
このたまご焼き 重い
少年ははずかしそうに
母から目をそらし 横顔で
ねえちゃんに
きょうの弁当 重いという
少年は おふくろ弁当 ゲット
わたしは 少年の横顔のほほ笑みキャッチ
久しぶりに雨の音のしない
静かな朝をむかえました
聴こえるのは
台所の換気扇のゴウゴウという音と
私の呼吸の音だけです
あたまのなかを
今日は何をしよう
これからどうしよう
先のことばかりが
ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる 廻り
こんな静かな朝なのに
怒涛の中にいる
決断ができないでいる
ちいさい存在の
・・・でした
今日も生きる事ができました
今日も感謝することができました
ありがとう
たくさん葛藤のある
長い一日でした
人並みのいとなみをありがとう
眠りにつこうとするこの瞬間
感謝に絶えなくて
こんなに心の弱い私が
生きる事ができたのは
だれかが
祈ってくれていたからです
お祈りが神様のところに届いたからです
私は 一人で生きられません
友達に ありがとう
かみさまに ありがとう